物質科学研究センターは、JRR-3とSPring-8(JAEA専用ビームライン)の実験装置の運用を担うとともに、中性子や放射光を用いた先端測定技術を開発・高度化し、幅広い研究開発分野における革新的成果・シーズの創出を目指しています。
JRR-3
JRR-3は、出力20MWの高性能汎用研究炉で、基礎研究から産業利用に至る幅広い分野に利用されています。施設内には中性子ビーム実験用の9本の水平実験孔があり、当センターではそこから取り出された高強度中性子ビームを利用する以下の装置を運用しています。
装置利用や課題申請についてはこちら(https://jrr3uo.jaea.go.jp/information/information_04.htm)
中性子ビーム利用成果検索はこちら(https://msrc.jaea.go.jp/jp/result/riyou_seika/index.html)
TNRF, CNRF
熱・冷中性子ラジオグラフィ装置
PGA
即発γ線分析装置
RESA
中性子応力測定装置
SANS-J, PNO
中性子小角散乱装置、
精密中性子光学装置
SUIREN
偏極中性子反射率計
TAS-1, TAS-2, LTAS
三軸型中性子分光器
HRPD
高分解能粉末中性子回折装置
MUSASI
多目的単色熱中性子実験ポート
SPring-8
SPring-8は、世界最高性能の放射光を生み出すことができる大型放射光施設です。放射光を用いてナノテクノロジー、バイオテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われています。
施設内には原子レベルの大きさを観察できる電子顕微鏡、化合物の構造を分析できる核磁気共鳴装置、イオンの質量を測定する質量分析装置など研究開発を加速させる設備機器がそろっています。
装置利用や課題申請についてはこちら(https://arim.jaea.go.jp/jp/usage.html)
装置
詳細はこちら(https://arim.jaea.go.jp/jp/device.html)